あなたはチートデイに対して、どんなイメージをお持ちですか？
「ダイエット中でも好きなものを好きなだけ食べてもいい日」
「ダイエットを頑張ったご褒美に、いつもは我慢しているものを食べられる日」
といったようなイメージをお持ちの方が多いと思います。
もちろん、それも間違いではありません。
しかし、まったく何も考えずにひたすら好きなものを食べていたら、せっかく今まで頑張ってきたダイエットが失敗してしまうことになる可能性があります。
最低でも、チートデイを取り入れる頻度やタイミングについての知識は、身に付けておいた方が良いでしょう。
ということでこの記事では、ダイエットが失敗しない、正しいチートデイの取り入れかたについてご紹介します。
そもそもチートデイってなに？
チートデイの「チート＝cheat」とは、「だます、ズルをする」という意味です。
つまり、チートデイはダイエット中にわざと摂取カロリーを増やして身体をだまし、減量を促進させることが目的です。
ダイエットで食事制限を行っている場合、停滞期に入って体重が減りにくくなったときにチートデイを取り入れることで、停滞期を脱出することができます。
チートデイを取り入れるメリット
- 停滞期を脱出できる
先ほどもお伝えしたように、ダイエット中にチートデイを取り入れることで停滞期を脱出することができます。
停滞期に入ってしまった時って、ダイエットを頑張っていてもなかなか体重が落ちなくなるので辛いですよね。
そのままダイエットを諦めてしまうこともあるかもしれません。
しかし、何度も言うように、チートデイを取り入れると停滞期を抜け出すことができます。
食事制限を行うと、人の体は飢餓状態であると勘違いしてしまいます。
すると、少ないエネルギーで生命を維持できるように、食べものからの栄養吸収を高めようとするのです。
その結果、停滞期に入ると食事制限を行っても体重が減りにくくなってしまいます。
だから、チートデイを取り入れて「今は飢餓状態ではない」と体をだますことで、停滞期から脱出することができるのです。
- ストレス発散できる
ダイエット中って食べたいものも我慢しないといけないから、ストレスたまっちゃいますよね。
しかし、チートデイに好きなものを食べることでストレスを発散することができます。
また、チートデイを取り入れることで、「明日からも頑張ろう」と思えたり、「もうすぐでチートデイだから、それまで頑張ろう」と思えたりしそうじゃないですか？
ダイエットは継続させることが大切なので、続けるためのモチベーションを上げることができたらこっちのもんです！
- 不足した栄養を補うことができる
食事制限をしていると、栄養が偏ってしまうことがあります。
栄養が偏ってしまうと、活力が低下したり、肌荒れの原因になったりもします。
そこで、チートデイを取り入れることで普段不足している栄養を補い、健康的にダイエットすることができるのです。
チートデイの行い方
【チートデイに食べて良いもの】
チートデイには基本なにを食べてもOKです。
「これは絶対に食べたらダメ」
という決まりはないので、食事制限中に我慢していた自分の好きなものを食べましょう。
揚げ物を我慢していたという方は、天ぷらやとんかつなどを食べてもいいですし、甘いものを我慢していたという方は、ケーキやアイスクリームを食べてもOKです。
普段我慢していたぶん、幸せを感じることができるでしょう。
これまで頑張ってきた自分を労り、思う存分幸せをかみしめてください。
ただし、上限なく無限に食べてOKなわけではありません。
チートデイに摂取するカロリーは、
体重×50kcal
を目安にすると良いです。例えば、体重が60㎏の人の場合、
60×50＝3000kcalまでが目安です。
【チートデイを行う頻度】
チートデイに適切な頻度は、1～2週間に1回程度です。
あまり頻繁に行っていると、カロリーの摂り過ぎになってしまいます。
【チートデイの次の日の過ごし方】
チートデイでたくさん食べた翌日は、高たんぱく・低カロリーの食事を心がけるようにしましょう。
チートデイ当日のような食事を続けていると、どんどん太っていってしまいます。
また、チートデイ当日にたくさん食べていると、腸内環境が荒れやすくなります。
そこで、食物繊維を積極的に摂ることで腸内環境が整えられ、さらに食欲を抑えることもできるのです。
そのため、チートデイ翌日には食物繊維を意識的に摂るようにしましょう。
チートデイの注意点
- チートデイは停滞期にのみ行う
チートデイを取り入れるのは、必ずダイエットの成果が出にくくなっているときにしましょう。
ダイエットを始めたばかりの順調に体重が減っているときに行うと、逆効果になってしまう可能性があります。
- チートデイは多くても週に1回のみ行う
あまり頻繁にチートデイを取り入れていると、逆に太ってしまいます。
どんなに多くても、週に1回のみチートデイを取り入れるようにしましょう。
くれぐれも、「毎日がチートデイ」にならないように気を付けてくださいね。
- 無計画にチートデイを行わない
先ほどの話ともつながるのですが、「今日は食べ過ぎたからチートデイってことにしておこう」「今日はジャンクフードを食べたい気分だからチートデイにしよう」などと、無計画にチートデイを取り入れることは避けてください。
無計画にチートデイを取り入れていると、だんだんチートデイの頻度が多くなってしまい、「毎日がチートデイ」の状態になりかねません。
まとめ
この記事では、チートデイを取り入れるメリットやチートデイの行い方、注意点についてご紹介してきました。
チートデイには、停滞期を脱出できるなどのメリットがある一方で、注意しないと逆に太ってしまうこともあるということをわかっていただけたかと思います。
なかなか体重が落ちないときには、今回ご紹介した注意点に気を付けながら、チートデイを取り入れてみてください！
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